こんな人におすすめの記事
- 北欧のオーロラツアーに参加予定の人
- オーロラツアーでの持ち物や事前準備について知りたい人
- 旅行が好きな人
今回の記事では / 北欧オーロラ / の持ち物や事前準備について書いていきたいと思います!
”オーロラツアー”というと大きく分けて北欧と北米の2種類の地域があります。
今回は / 北欧オーロラ / を対象として記事を書いていきます。
※北欧:ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランドなど
もちろん / 北米オーロラ / でも同様という部分が多々ありますので参考までに。
興味のある方はぜひ / ななめ読み / してみてください。
/ 1 / 北欧のオーロラツアーの持ち物 /
/ 1-1 / 衣類 / 気温は-15度前後 /
上記は現地で撮った写真です。左: / ななめ / 中央:ガイドさん、右:現地の方です。
※ガイドさんは遠くの街に住むフィンランド人で現地の方はトナカイ牧場に住むフィンランド人です。
/ 本節のポイント /
/ 気温は北海道の冬場と同じくらいでマイナス15度前後 /
/ 重ね着で色々持って行くのがおすすめ /
/ 圧縮袋でかさばらないように準備しよう /
おそらく、北欧と北米で一番差がでるのは / 衣類 / なのではないかと思います。
北米のツアーでは防寒具のレンタルがあるところがほとんどですが、北欧ツアーはそこまで寒くはならないので自前のツアーが多いのが特徴です。
つまり、北欧オーロラツアーの場合、基本的には自分で防寒具の準備をしなければなりません。
ここに不安を覚える方も多いと思いますが、、、
/ ノープロブレム /
/ 実際のツアーの気温 / フィンランド12月下旬の場合 /
/ 1日目 / 最高気温マイナス2度 / 最低気温マイナス4度 /
/ 2日目 / 最高気温マイナス5度 / 最低気温マイナス11度 /
/ 3日目 / 最高気温マイナス9度 / 最低気温マイナス9度 /
/ 4日目 / 最高気温マイナス7度 / 最低気温マイナス9度 /
12月下旬のツアーでもこんな感じで最も寒くてもマイナス20度くらいまでしか行きません。
ただ、最低気温と最高気温にあまり差が無いので、
/ ずっと寒い /
これが北欧地域の冬の特徴です。
単純に日照時間が少ないためと思われますが、夜が長いことはオーロラ観光としては最適な環境ということでもあります。
ただ基本室内はどこも温かいので、重ね着で脱ぎ着できる格好がおすすめとなります。
具体的に持って行った方が良い衣類について、頭から順番にご紹介していきます。
/ おすすめの重ね着 /
/ 頭 / ニットの帽子 / 耳当て /
/ 首 / ネックウォーマー / マフラー /
/ 胴 / ヒートテック / タートルネックのセーター /
/ 手 / 厚い手袋 / 手持ちカイロ /
/ 下 / ヒートテック / 冬用のズボン /
/ 重ね着 / ウルトラライトダウン / 厚手のダウン /
/ 靴下 / ヒートテックの靴下 / 5本指の靴下 /
/ 靴 / スキー用の滑りにくい靴 /
ざっとこんな感じです。
風を服の中に入れず、空気の層を作ることをイメージして重ね着をしていきましょう。
では、それぞれ簡単に説明していきます。
/ 頭 / 雪が降っても傘をさすというよりは帽子で対応 /
/ フードのあるパーカー / や / カッパとニット帽の重ね着 / など頭を温かく覆う工夫をしましょう。
少しくらい雪が降っても安心な厚手のものを用意すると良いです。
/ 首 / ネックウォーマーがおすすめ /
首はマフラーよりネックウォーマーの方が風が入ってこず、また動いても取れてしまう心配もないのでおすすめです。
ネックウォーマーの隙間をタオルなどで埋めてあげるとさらに防寒性能が上がります。
/ 胴 / ヒートテックとタートルネックが最強 /
もこもこダウンや厚手のコートなどは想像がつくかと思いますが、ヒートテックはとても優秀です。
荷物としてかさばることもないですし、ヒートテックを重ね着するだけで十分くらいまで言えるのではないかと思います。
また、タートルネックは / 風を服の中に入れない / という点でかなり優秀です。
厚手のタートルネックのセーター(ニット)は1着用意しておいた方がいいでしょう。
/ 手 / 厚い手袋&手持ちカイロ /
手袋は雪が貫通しないような分厚いものがおすすめ。
/ 下 / こちらでもヒートテックが最強 /
冬用のズボンはだれでも想像つくと思いますが、こちらでもヒートテックはとても優秀。
タイツみたいなタイプのヒートテックがあります(スキー用など)ので、こちらを用意することをおすすめします。
/ 重ね着 / 定番はウルトラライトダウン /
ウルトラライトダウンはコンパクトに持ち運べるダウンで1~2枚持っておくと重ね着の調整に便利です。
/ 靴下 / 靴下も重ね着 /
靴下も重ねてはくのがおすすめです。
5本指靴下の上にヒートテックの靴下などを重ねると温かいのでおすすめです。
/ 靴 / スキー用や登山用の滑りにくい靴 /
自分も添乗員時代、オーロラのために靴を新調しました。
持っていない方は絶対に準備しておいた方が良いです。
理由は / 雪が滑りやすいから / と / 雪が入ってくると足が凍ってしまうから / です。
どちらもオーロラ鑑賞にはかなり致命的なダメージとなります。
アウトドアショップ(登山靴)やスノースポーツショップで
/ オーロラを見に行くために雪用の靴が欲しいのですが /
と聞くと店員さんが教えてくれます。
自分は10,000~20,000円くらいの雪用の靴を買いました。
ちなみに、雪用の靴は裏起毛で中が温かくなっているので、いずれにしてもおすすめなのです!
この節の最後に圧縮袋について説明します。
冬物の衣類はどうしてもかさばるので、スーツケースに入らないなどあるとおもいます。
そんな時におすすめなのが圧縮袋です。
服を真空状態で圧縮して小さくまとめられるというもので、布団の収納などに多く用いられます。
興味のある方は下記のリンクをのぞいてみてください。
店頭ではホームセンターや家電量販店などでも取り扱いがあります。
デザイン性の優れているものや機能性の優れているものなど、個々のニーズによって選び方も変わってくると思います。
※下記リンクは比較的機能性を重視したものになります。
/ 1-2 / 観測時 / 明かりや椅子の確保 /
/ 本節のポイント /
/ オーロラ鑑賞は暗いところがおすすめ /
/ 懐中電灯やミニライトなどを持って行くと便利 /
/ 折り畳みの椅子があると便利 /
北欧のオーロラは条件が良いとホテルの入り口からでも見ることができます。
ただ、凍った湖の真ん中や林道など、街の明かりが無いところの方がより綺麗にみることができます。
そのため、懐中電灯やミニライトなどをスーツケースに入れておくのがおすすめです。
ちなみに、オーロラの写真で辺りが明るくなるのは、光を集めてカメラで撮っているからです。
詳しくは次の節で説明しますが、そういった理由で明るい写真が多いわけです。
また観測地については座るところが無いところも多々あります。
オーロラ観測は長期戦になることもあるため、折り畳みの椅子があると便利です。
あまり大きすぎても荷物になってしまうので、コンパクトなものがおすすめです。
興味のある方は参考までにリンクを貼っておきますので確認してみてください。
/ 1-3 / オーロラを撮影するために /
/ 本節のポイント /
/ 一眼レフ or ミラーレス一眼 /
/ 三脚や交換用のバッテリーなどカメラ用品 /
/ カメラ用品以外であった方がいいもの /
オーロラ撮影には、長時間露光(シャッターを開けて光を集めること)ができるカメラが必要です。
圧倒的に / 一眼レフ or ミラーレス一眼 / をおすすめします。
ただ、普段カメラ何て使わないし…という方もいらっしゃると思いますので、旅行用レンタルサービスもおすすめです。
ご興味のある方は以下より情報収集してみてください。
ちなみに、デジタルカメラやスマートフォンでどうしても撮影したいという場合は、夜景モードでは難しいです。
星空モードなど暗いところで一点の光を移すようなモードがあれば、そちらがおすすめです。
ただ、そう何回も行くことのできるオーロラ旅行ではないと思いますので、後悔の無いように一眼レフを強くおすすめします!
/ 三脚と交換用バッテリー / がカメラ関連用品だと重要。
オーロラはシャッタをずっと開いた状態で光を集めて写真を撮ります。
その際に重要になるのが / カメラを固定すること / になるので三脚は必須アイテムです。
持って行かない場合、手持ちではぶれてしまうので、雪の上にカメラを置いて撮ることになります。
また気温が寒いので、バッテリーの減りが早いです。
交換用バッテリーも持って行きましょう!
ここからは / カメラ用品以外 / で撮影時あった方がいいものを紹介します。
/ ビニール袋 / これはホテルに帰る時に絶対に必要なアイテム /
オーロラ鑑賞時は外気と室内(ホテルなど)の温度差が激しいため、レンズの内側に結露が溜まってしまうことがあります。
そうなってはカメラが使い物にならなくなってしまうので、ビニール袋に入れてから室内に入るようにした方が良いです。
/ カイロ / 括り付けられるとベスト /
またまたカイロの登場!カメラを温めるためにもカイロがあると便利です。
輪ゴムやヘアゴムなどで括り付けると手で押さえなくていいので楽です。
/ タオル / カメラ保護&保温のため /
厚手のタオルがあるとカメラの保護や保温に便利です。
中にはニット帽をカメラに被せるという強者のお客様もいらっしゃいました。(写真が趣味という方でした。)
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【元添乗員が解説】海外のツアー旅行で荷造りのコツ / 持って行った方がいいもの /
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/ 2 / 北欧オーロラツアーの事前準備 /
/ 2-1 / 海外旅行保険は必ず入る /
/ 本節のポイント /
/ 海外旅行保険は普通の旅行以上に必須 /
/ 転倒などの怪我が起こりやすい /
/ 保険が無いと医療費がとんでもないことに? /
普段の海外旅行でも海外旅行保険の加入はおすすめしますが、特にオーロラツアーでは必須です。
オーロラツアーでは雪の上を歩いたり、人によっては簡単なスノースポーツをする機会があります。
その際、どんなに気を付けていたとしても転倒などが起こり、当たり所が悪いと怪我に繋がります。
実際に旅行会社に勤めていた時、海外旅行保険に入っていなかったお客様がおり、ちょっと怪我したから1日だけ入院して手当してもらったんだけど、、、
/ 百万円くらいかかちゃったわよ~ /
/ ひゃ、ひゃく万円! /
これでも安く済んだ方だ!と説明を受けたみたいです。
皆さん、保険、絶対、入る、約束ね!
/ 2-2 / オプショナルツアーを検討してみる /
/ 本節のポイント /
/ 北欧オーロラの醍醐味は昼に観光ができること /
/ オプショナルツアーで北欧の自然を満喫しよう /
/ サウナなどでゆっくりと過ごすのもあり /
個人で行くという方は別ですが、ツアーで行くという方はオプショナルツアーの設定があると思います。
北欧オーロラは観測が21時~と割と早めの時間にできるため、お昼も観光をがっつり楽しめるのが醍醐味です。
オーロラ観測に適した北欧諸国の北側の地域は自然豊かで動物と共に共存する人間の姿があり、とても幻想的です。
そんな生活を少しでも体験してきてほしい。ということで各社オプショナルツアーの設定をしています。
/ よくあるオプショナルツアーの例 /
/ 犬ぞり / 壮大な自然を爽快なそりで駆け抜ける /
/ スノーシュー / 雪の上を忍者みたいに闊歩する /
/ トナカイそり / 気分はまるでサンタクロース /
海外旅行中は大人も子供も関係ありません。
ぜひ自分の北欧っぽさを達成するためにもオプショナルツアーをご検討ください!
またゆっくり過ごすという方は / サウナ / がおすすめです。
フィンランドは人口約550万人に対し、サウナが約330万戸もあるそうです(笑)
皆さんなりの北欧ライフを満喫してみてください。
/ 3 / 最後に /
いかがでしたでしょうか。
今回は、オーロラツアーの基本的な持ち物や事前準備をご紹介しました。
既に申し込んでいるという方は参考にしてみてくださいね。
オーロラのツアーは雪の中である程度の危険も伴うので、プロでない限りは旅行会社のツアーで参加するのがおすすめです。
添乗員付きのツアーなら飛行機の乗り継ぎやオーロラの情報なども安心して任せられます!
またオプショナルツアーの申し込みは旅行会社主催のものが何かあった時には安心だと思います。
/ え、まだ予約していない?/
そんな方は以下のリンクからコースを検索してみてください!
JTBは日本の旅行会社最大手なので安心。
クラブツーリズムはシニアの旅行に特化。添乗員もついてくるので安心。
ツアー行程やオプショナルツアーなどの内容を比較して自分にあったものを選んでみてくださいね!
今回の記事は以上です。
もっと知りたいことなどあれば、コメントで教えていただけると嬉しいです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
元添乗員で北欧大好きな / ななめ / より心を込めて。