/ こんな方におすすめの記事 /
- 航空会社に就職・転職したい人
- 航空業界のおすすめ本を知りたい人
- 航空業界について学びたい人
今回の記事は、
/ 航空業界の業界研究 /
について書いていきます。
業界研究の中でも今回はさらに絞って、
/ 読んでおきたいおすすめの本 /
を紹介していきます。
航空業界を受けるならこの辺の本は読んでおいた方が良いという本を説明していきますね!
ちなみに、今回紹介する本は
/ flier(フライヤー)/
という本の要約サイトで要約文を読める本も多いです。
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/ この記事の執筆者は? /
/ ななめ / のプロフィール
/ ななめ / と申します。新卒採用で旅行会社に入社し、主に海外旅行の担当をしていました。学生時代の後半は今思えば完全に旅行業オタクでした(笑)旅行の資格を取得したり、業界紙を購読したり、他学部の観光の授業に潜り込んだり…と色々してきた自分ですが、その時の経験をベースに今回の記事では航空業界の業界研究について書いていきたいと思います。最後まで / ななめ読み / でお付き合いくださいませ!
航空業界と言えば、言わずと知れた人気業種ですよね!
しっかりと業界について理解した上で就職活動及び転職活動に臨みたいところです!
/ 1 / 本の選び方とテーマ /
本記事では
/ 航空業界の業界研究 /
ということで本を選定していますが、
/ 大きく3つのテーマに分けて /
おすすめの本を紹介していきます。
/ 3つのテーマ /
/ 航空業界の基礎知識を学ぶための本 /
/ 各社の特徴を理解するための本 /
/ 職種ごとに理解を深めるための本 /
一口に航空業界と言っても、色々な切り口があります。
/ 色々な切り口の例 /
/ 文系職か?理系職か?/
/ 日系か?外資系か?/
/ レガシーキャリアか?LCCか?/
文系職だと、総合職、客室乗務員、グランドスタッフなどがあります。理系職だと技術系の職種がプラスアルファーの選択肢としてありますね。
※理系は文系職もカバーすることができます!
日系か外資系かによっても業界研究の範囲は変わりますね!外資系の研究には語学能力もあると有利かもしれません。
※外資系の航空会社は新卒というよりも転職時に選択肢として挙がることが多いように感じます。
航空会社の形態の違いも重要です。最近はレガシーキャリアの会社がLCC運営することもあるので、どちらもを理解しておく必要がありそうですね!
/ レガシーキャリアとLCC /
簡単に説明すると、レガシーキャリアとは日系だと日本航空(JAL)やANAなどの航空会社のことです。LCCとは日系だとピーチやバニラなどの料金の安く飛行距離の短い航空会社のことです。ちなみにLCCはローコストキャリアの頭文字をとっています。
/ 2 / 航空業界の基礎知識を学ぶための本 /
まず最初のテーマは
/ 航空業界の基礎知識を学ぶ本 /
ということで紹介していきたいと思います。
当たり前ですが、航空業界を理解するには業界構造などの基礎中の基礎を押さえておくことが重要です。
様々な重要論点を押さえられる本をおすすめします。
/ 例えばどんなことがある?/
/ 航空業界の業界構造は?/
→ / オープンスカイ協定とは?/
→ / アライアンスとは?/
/ 航空業界の競争戦略は?/
→ / マイレージプログラムとは?/
→ / 路線のネットワーク戦略とは?/
上記の内容は航空業界を知る上では、基礎中の基礎と言っても過言ではありません!
/ 2-1 / 航空産業入門 /
まずはANA総合研究所の
/ 航空産業入門 /
という本を紹介します。
航空業界の業界研究を始めるのであれば、目を通しておきたい入門書の決定版と言える1冊です。
/ 本の内容 /
/ オープンスカイ協定による市場環境変化 /
/ 航空業界の構造や課題点 /
/ 航空各社が取るべき戦略について /
先に挙げた押さえておくべき航空業界の重要論点を1冊で概ねカバーすることができる良書となっています。
航空業界の大枠を理解できる本です!
この本を一通り読んだのち、興味のあることについてはさらに細かく説明している専門書を探して読んでみる、またはネットで検索してみるというのが、基本的な業界研究の進め方となります!
/ 2-2 / 航空業界の動向とカラクリがよ~くわかる本 /
先に紹介した航空産業入門は良書ですが、少し難しい表現も含まれます。
ビジネス書を読みなれていない人にとってはとっつきにくい印象を持つ可能性もあります。
そこで紹介したいのが
/ 航空業界の動向とカラクリがよ~くわかる本 /
です。
こちらの本の特徴は難しい言葉が優しい言葉で解説されているということにあります。
先の航空産業入門を読んでみて難しいと感じる場合は、本書を先に読んでおくと理解しやすくなると思います。
/ 3 / 各社の特徴を理解するための本 /
2つ目のテーマは、
/ 各社の特徴を理解できる本 /
ということで紹介していきたいと思います。
日本には2つの大きな航空会社
/ 日本航空とANA /
があります。
おそらく航空業界を目指す多くの方がこの2社のどちらか、あるいは両方共を視野に入れているのではないか?という風に思います。
そのため、この2社の社風や文化の違いを理解しておくことは非常に重要となります。
また大手2社と対比で語られるのが、
/ LCC(格安航空会社)/
の存在です。
ビジネスのスタイル自体の違いはもちろん、社風も大きく異なる部分があるため、この点についても押さえておくことが重要となります。
/ 3-1 / JALの心づかい /
まずは日本航空(JAL)ついて
/ JALの心づかい /
という本を紹介します。
日本航空(JAL)の社風や考え方が理解できる1冊です。
/ 本の内容 /
/ JALフィロソフィという行動哲学について /
/ エアラインは価格ではなくサービス力 /
/ グランドスタッフを中心とする社員教育について /
日本航空(JAL)のグランドスタッフにフォーカスした本の内容とはなっていますが、日本航空(JAL)の仕事に対する価値観が分かりやすく書かれている本となっています。
特に日本航空(JAL)は一度経営破綻を経験している会社としても有名で、その辺の意識の違いが差異となっていることがわかります。
日本航空(JAL)の業界研究に関しては、経営再建の立役者である稲盛和夫氏関連の書籍も併せて読んでおくことをおすすめします。
/ 稲盛氏についての関連図書 /
上記の他にもたくさんありますが、1~2冊程度読んでおくと日本航空(JAL)にも根付く稲盛イズムが理解できるのではないかと思います。
/ 3-2 / ANAの気づかい /
続いて、ANAについて
/ ANAの気づかい /
という本を紹介します。
ANAの社風や考え方が理解できる1冊です。
日本航空(JAL)について書かれた本が / 心づかい / という言葉を使っているのに対し、ANAについて書かれた本は / 気づかい / という言葉を選んでいるあたり、それぞれの微妙な特徴の違いが垣間見え、面白いところだなという風に思います。
/ 本の内容 /
/ 気づかいはは仕事をする上で必須のスキルである /
/ 気が付かない気づかいこそが特に重要 /
/ 社内の人間関係においても気づかいは重要 /
ANAでは航空会社として欠かせない安全へのアプローチを気づかいという言葉を使って表現しています。
とくに本書はANAビジネスソリューションから出版されているため、説得力のある内容となっています。
/ 3-3 / Peachのやりくり /
続いては、LCCについて
/ Peachのやりくり /
という本を紹介します。
日本のLCCと言えば、Peach Aviationが第一に思い浮かぶという人も少なくないはずです!
ピンク色の機体でもおなじみですよね!
/ 本の内容 /
/ 早い×安い+面白いが企画のベース /
/ 新しい価値を生み出し続ける雰囲気の醸成 /
/ 既存顧客より潜在顧客の獲得がメイン /
親会社のANAと比べても企業の雰囲気などその差は一目瞭然と言えます。
少しベンチャー気質でチャレンジングな印象を受けました。
/ 4 / 職種ごとに理解を深めるための本 /
3つ目のテーマは、
/ 職種ごとに理解を深める本 /
ということで紹介していきたいと思います。
先にも書きましたが、一口に航空会社社員とはいっても様々な職種が存在しています。
総合職の場合は、先に挙げたような本にプラスして興味のある分野を深堀していけばOKだと思います。
そのため、総合職以外の職種について、本章では読んでおくとプラスになりそうなものを挙げておきます。
/ 4-1 / 技術系職 /
技術系で自分が唯一読んでいたもので
/ 技術屋の王国 /
という本を紹介しておきたいと思います。
この本はホンダジェットの開発秘話が書いてある1冊です。
今でこそ小型機としては主流ですが、それに至るまでの道のりが書かれています。
/ 本の内容 /
/ ホンダは航空機メーカーとしては特殊な存在 /
/ ゼロからの開発ストーリーについて詳しく記載 /
/ 車メーカーで、エンジンと機体の二刀流ができる強み /
一見航空業界には関係ない内容のように思われますが、飛行機を開発しているメーカーとしてはとても面白い内容になっています。
文系総合職を目指す人でも開発秘話やプロジェクトの進行の仕方という点では興味深く読める内容なのではないかと思います。
※理系の技術系の方々はより楽しめる内容なのではないかと…
/ 4-2 / 客室乗務員(CA)/
やはり、航空会社の花形職というと
/ 客室乗務員(CA)/
が思い浮かぶという方もいらっしゃるかと思います。
サービス業の頂点という印象すらある客室乗務員(CA)についてもたくさんの本が出版されています。
/ 現役あるいは元CAがすすめる本 /
この辺りが良く名前の挙がる本でした。
実際に客室乗務員(CA)になるための書類選考や面接対策ができる本が多かったです。
また1番上で紹介している
/ 客室乗務員に1カ月で合格する本 /
については、地上職(グランドスタッフ)も対応しているため、サービス職全般でおすすめの本となります。
※先に紹介した『JALの心づかい』もグランドスタッフ向けの良書です。
/ 4-3 / 航空系旅行会社の併願 /
日本航空(JAL)もANAも共に
/ 子会社で旅行会社を運営 /
しています。
総合職と併願で受けているという人も少なくないのではないかと思います。
/ 航空会社が運営する旅行会社 /
/ 日本航空(JAL)/ → / JALパック /
/ ANA / → / ANA X(旧:ANAセールス)/
旅行会社としては、当たり前ですが、飛行機の予約確保という点で強みを持っています。
ANAの場合はインターコンチネンタルやホリデー・インなどのホテルを合弁会社として運営しているため、強みとしても使えます。
JALパックはハワイ旅行に強い旅行会社という印象があります。また東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーである点も強みです。
旅行会社の業界研究でおすすめの本は以下で紹介しています。
/ 旅行会社の業界研究おすすめ本 /
-
【元旅行会社社員が解説】観光業・旅行業の業界研究 / 読んでおきたい本と要約文 /
続きを見る
こちらの記事では旅行会社の業界研究におすすめの本について重要論点別 / インバウンド / 地方創生 / IR(統合型リゾート)/ でそれぞれ紹介しています!
/ 5 / 本の要約サイトでも業界研究できる /
冒頭でも触れましたが、今回紹介した本の多くは
/ flier(フライヤー)/
という本の要約サイトでも要約文を読むことができます。
1冊ずつ読むのはきついな~という人は1冊あたり10分程度にまとまっているため、おすすめのサービスです。
※flierとはビジネス本の要約サービスです。
/ flierとは?/
flier(フライヤー)とは、2013年6月設立の株式会社フライヤーによって運営されているビジネス書籍を中心に取り扱う本の要約サイトのことです。要約内容は出版社や著者に直接確認を行い、許可が得られたもののみを掲載。安心・安全に読むことができる要約サイトです。
月々、書籍1~2冊分くらいの料金で本の要約文が読み放題!聴き放題!のサイトになっています。
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詳しく知りたい人は以下の記事でも説明しています。
-
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/ 6 / 航空会社を受けるなら業界研究しよう /
今回の記事では、
/ 航空業界の業界研究 /
ということで、その中でも
/ 読んでおきたいおすすめの本 /
を紹介してきました。
航空業界は言わずと知れた人気業種の一角です。
近年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で影が薄い期間が続いていますが、必ず需要も人気も復活すると思っています。
業界研究をしっかりしていないとなかなか入ることのできない業界ともいえるかと思います。
今回紹介した本よりもっと専門的な本や実体験談を記した本など、たくさんありますので、自分だけのバイブルを見つけてみてください!
ということで今回の記事は以上です。
少しでも皆さんの就職・転職活動の役に立っていれば幸いです。
/ 健闘を祈っております!/
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
元旅行会社社員の / ななめ / より心を込めて。